設計に挑戦(ストーブの設計
Akane Planning CO.,LTD.

☆ ログハウス : 薪ストーブって合言葉 ☆
 薪ストーブを設置するには、間取り設計段階で考慮に入れておくのがBESTです。
又一番重要なのは、燃焼効率・機能性・安全性は、設計の良し悪しで決まるという事です。

内緒の話 :
  建築確認が必要な地域では、提出図面に薪ストーブを書き入れないことをお勧めします。
  以前にこんなことがありました。
  平面図からストーブの絵は削除したのですが、立面図の煙突ボックスの削除を忘れたのです。
  地方事務所の担当者から質問を受け、思わず「サンタさんの入り口」と言ってしまいました。

  理由は、薪ストーブや暖炉は「裸火」の適用を受け、「内装制限」が課せられます。
  ログハウスの場合、吹き抜けに設置することが多く、壁+天井などを防火材仕上げに施工するか
  たれ壁を設置するように指摘されます。
  「吹き抜けに”垂れ壁”? 内装を”プラスターボード”?」
  ログハウスにした意味が無くなりますね・・・。

  ただ火を扱う以上は、安全に施工しなければならないのは「当たり前」ですね。

地方事務所さん、この文章は見なかった事にしてください。

煙突の構造のお勉強 煙突の規定(建築基準法施行令)
煙突の種類のお勉強 設計・施工上の留意点
1ページだけ戻る      ホームページの先頭へ戻る

☆ 煙突の構造 ☆
煙突の構造図
 ご覧のように、ストーブ本体から
垂直に煙突が出されています。
このような垂直構造の煙突が、
最も効率が良いのです。

シングル煙突
 ストーブ本体から最初に出る部分
の煙突です。
ストーブ内の燃焼熱は、ストーブ本体
からと、この煙突部分から放出されま
す。

この図面はログハウスの断面図です。
ログハウスの壁は木で構成されており
その壁の高さは変化します。

ログハウスにストーブを設置する場合は
壁高の移動に対応できるようにスライド
できるシングル煙突を使用します。

二重煙突
 チムニーの中や屋根裏部分の見えな
い部分にはこの二重煙突を使用します。
又、チムニーの中は、不燃の石膏ボード
を貼って、より安全性を高めます。

角トップ
 横風の強い時でも、直接煙突に風が
当たらないような構造になっています。
(ルーバーになっています)
もしも煙突に直接風が当たれば、煙が
逆流してしまいますので、このトップを
お薦めしています。

[このページの先頭へ戻る]

☆ 煙突の規定 ☆
煙突の規定
・煙突が棟近くにある場合
 棟の最高高さより、0.9m以上煙突を上げる。

・煙突が棟から離れる場合
 煙突と屋根面の水平距離3mの距離をとった所で、0.6mさらに煙突を上げる。

このページの先頭へ戻る

☆ 煙突の種類 ☆
屋根出し煙突 ・屋根出し煙突

  この煙突は雪の多く降る地方では
 お勧めできませんが、とてもシンプル
 な煙突です。

 室内側は、シングル煙突ですが、
 屋根にかかる部分と室外は二重
 煙突で構成されています。

 室外の煙突は結露防止の為にも
 二重煙突をお薦めします。
   もしも室外部分をシングル煙突で
 施工した場合、結露により発生する
 滴れ水が大敵なのです。
 この結露した水にはタール分が含ま
 れていますので、それが屋根葺材を
 いためたり、軒下部分を真っ黒にして
 しまう原因となります。
角煙突 ・角煙突

   これは最も頑強な煙突です。
 この煙突がある家には、クリスマスの日
 たくさんのプレゼントがやってきます。

 煙突のサイドをレンガ調にしたり、石調に
 したりと、思いのまま家をデコレートする
 ことができます。

 ただこの煙突は、新築の時か屋根を葺
 換える時にしか造ることができません。
横だし煙突 ・横出し煙突

   完成後の家にストーブを付ける場合に
  使われる煙突です。
  煙突が出る壁の部分には、めがね石と
  呼ばれる物を埋め込みます。
  そのめがね石には煙突用の穴が開けら
  れていて、煙突はそこから外部に出され
  ます。

  これもあまり雪の多い場所では、お薦め
  できません。
  ただ、図で示すように勾配けた側に付け
  るのではなく、妻側壁に出せば比較的
  雪による心配は少なくなります。

  煙は高い方に昇ります。従って、横距離
  はできるだけ短い方が効率は良くなりま
  す。

  このページの先頭へ戻る

☆ 設計上の留意点 ☆
@ ストーブの設置位置

    コスト面)
     二重煙突は、シングル煙突に比べてそうとう高額です。
     屋根からの煙突距離規定をクリアするためには、チムニーの位置を棟付近にすると二重煙突 
     の長さを少なくすることができます。
  
     ただ、間取りの制限で、どうしても桁側に近くなる場合もあります。
     その時は、二重煙突を節約することはできません。

    配熱面)
      ログハウスの中心部にストーブを配置できれば、全体を平均的に暖めることができます。
     ただ、これも間取りの制限で無理な場合もあります。
     その場合は、燃焼カロリーに余裕のあるストーブをご選択ください。

A 施工図

     ストーブの本体・煙突・レンガ台等含めて概ね600Kg程度が総重量になります。
    この荷重がストーブ近辺にかかりますので、床や根太等の強度を十分考慮する必要があります。

    基礎)
     ストーブ直下に独立基礎やスラブを造っておくのがポイントです。
    その独立基礎や、スラブで根太を置き、荷重を受けてください。
    これを怠ると、運転中に床が抜け大火事になってしまったり、長い年月で床組が下側へ垂れ下が
    ってしまいます。

B ストーブ台・耐熱壁

      ストーブ台はついては神経質になることは有りませんが、耐熱壁には出来る限りレンガを
     お使いください。
     タイルなどの薄い材料で施工しますと、ストーブの熱を遮断することができずログ壁自体が
     燃え出します。 
 
     いきなり壁から煙りが・・・・お〜恐い

     それとストーブ台は、少し余裕をもった大きさで施工するのもポイントです。
     薪をストックしたり、万が一ストーブのドアを開けた時に火の付いた薪がポロなんて事も考え
     られます。

   このページの先頭へ戻る

1ページだけ戻る      ホームページの先頭へ戻る