性能判定
 Akane Planning CO.,LTD. 2004.6.6



性能判定:
 さて実際の性能判定はユーザにお任せするにして、我々はアンテナの共振周波数とインピーダンスを調整して組立時の性能をご紹介します。
後で「なるほど!」と納得した設計になっています。
「メーカ製のアンテナでも理論の理解には十分な資料だとなあ!」と痛感しました。
上図は周波数に対するロス比率をグラフにしたものです。
この数字は調整後では有りません。実は、メーカが出荷時マジックペンでしるした場所を、何も考えないで組み立てた直後の値です。
凄過ぎると思いませんか?
28MHz+21MHzは、もう調整の必要がまったく無い状態です。
14MHzだけ、やや共振周波数が低いと感じるだけですね。ただ、これは使う人の好みにより異なりますので、このメーカの製品は「完全合格」といえます。
我々の依頼者は、14MHzは150〜250を好みますので、ドリブンエレメントを少し短くする事にしました。約6cmカットしたら、180付近がディップ点となりました。
それにしても凄過ぎる!

●FB比について
 これは以前の3エレ八木に比べて劣るような気がしました。と言うより14MHzしかテストしていませんが・・・・。
ここ最近の14MHzはマルチパス的なオープンをしている性もあるかも知れませんが、どちらがフロントなのか判断しずらい場合が多いです。

●フロントゲイン
 二種類のアンテナを切り替える事ができないので、感に頼るしかないのですが、以前の3エレ八木よりショートパスの北米・ヨーロッパ方面が強力に入感するようになりました。
またロングパスのヨーロッパの場合、一番最初にオープンを知り、最後まで交信できます。たぶん打ち上げ角が下がったのでしょうね。

●帯域
 以前使用していた短縮型八木アンテナは非常に帯域が狭かったのに対して、このクワッドは、広い帯域性能を持つようです。
7.2mも有るブーム長の性なのでしょう。